滋賀県の地域社会の安心・安全を守る警備の仕事に正直で誠実に取り組める方を求めています
株式会社R&Pの代表である、新井豊にミッションや今後目指す姿などをインタビューしました。R&Pがどんな会社なのか、働きたいと思えるかどうかをぜひ確かめてみてください。
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ー展開している事業について
当社は警備業を滋賀県全域で行っております。警備業の中でも2号警備という交通誘導を中心とした警備になります。また、雑踏警備というお祭りであったりとか、イベントですね、そういった催しごとの駐車場の警備であったり、人の流れがたくさん多い時には、それを誘導するような警備も同時に行っております。
ーこれまでの沿革について
当社は2016年6月に設立いたしまして、7月から創業を始めております。また、同年の12月に八日市(現在は東近江市)の事業所の方をオープンさせていただきまして、また2018年に彦根の事業所を設立させていただきました。そして、2021年に大津の事務所を開設させていただきまして、滋賀県全域を警備業で網羅させていただけるような体制をとっております。
警備業を通じて人々の安全と安心を守るために進化し続ける企業を目指す

ーR&Pのミッションについて
経営理念といたしまして、”私たちは警備業を通じて人々の安全と安心を守るために進化し続ける企業を目指す”というのを経営理念に挙げています。それには、当社の目標といたしましても、100年続く企業を目指したいなっていうふうに思っています。
100年というのはもう非常に大層なんですけども、ただ。今後ずっと続いていくこの安心安全というものは、いつまでたってもなくなることのない、みんなの希望かなとも思います。ただ、時代というのはどんどんどんどん進化しています。世の中も10年前、20年前とは大きく違いますし、10年後、20年後、ちょっと想像もつかない部分もたくさんありますけども、ただ、その時代時代の中で必ず地域で安全を守って、みんなの安心な暮らしをサポートできる会社としてあり続けたいなと思っております。
転校を繰り返した小学生時代。寂しさよりも新しい景色を楽しんでいた

ー小学生のときのエピソード
小学校の時は、小学校は実は4回も転校しましてね。最初は山口県の下関の小学校1年生に入学したんですけども、その後神奈川県の厚木市の方に転校なりまして、その後は宮城県の仙台の方にまた転校になりまして。で、その後、滋賀県の栗東町(現在は栗東市)に転校して小学校を卒業しました。
だからもうずっと小学校時代というのはもう転校、転校ということで、もう毎日が新しくてすごく楽しかったのを覚えています。友達とかって入ってもすぐにお別れみたいな感じでした。寂しいというよりも、また新しい環境ができて、寂しさも忘れるぐらい新しい出会いであったり、もちろん見たことのないような町並みであったりとか、もちろん方言も違いますし、もう毎日がびっくりの連続で、結構好奇心旺盛なところがもともとあったと思うんですけど、そういったところからすると景色がすごく変わって楽しかったです。
安全にどんどん関心が高まってきている世の中。警備業には未来があると感じている

ー会社設立の経緯
以前勤めていた会社の事務所の隣に警備会社さんがあったんですよ。で、毎朝そこに通ってくる方々がいて、それこそ私よりも年配の方もおられれば、若い人も、それこそ若い女性もいて、みんな元気があったんですよね。「おはようございます」ってすごく挨拶してくれる方々で、すごい元気で。その時はちょっと思ったぐらいだったんですけど、いざ自分が起業しようとなったときに警備業には非常に未来があるのかな、というのはとても思いましたね。
私は昭和の時代に育ってきましてね。昭和、平成、令和とずっと来ましたけど、年々やっぱり安全や安心ということに関して、皆さんがお金を投じたり、意識が高くなってきたんじゃないかなというふうに思っています。これからさらに、じゃあどうなってくるかというと、もっともっとみんなセキュリティーというものに対してね、関心が高まっていく世の中になるのかなという思いがあって、伸びていく業界だろうということが、まず創業のきっかけのひとつでした。
あともうひとつは、多くの方々が勤める中で、いずれ退職ということを余儀なくされていく時代だろうなということを思ってました。退職してもまだまだ働かないとちょっと大変な世の中が続くんだろうなと思った時に、例えば手軽に週2日間だけ健康のためにちょっと働こう、とか年金の足しにちょっと働こうとか。そういう受け皿的な仕事のニーズも非常に高いだろうと思います。今後ますますこの国も高齢化が進む中で、必要とされる仕事かなというのもあって、未来があるんじゃないかなと思ったのも創業のきっかけではありますね。
本当に無一文でお金がない…気持ちも塞ぎ込んでた…

ー挫折経験について教えてください
僕は23歳で結婚したんですけどね。おかげさまでありがたく子供にも恵まれることになって、お金もたくさん必要でして。学歴もなかったもので、仕事もなかなかまともに就けなくてありとあらゆることをやりました。なんとか食べていかなあかん、アパート代も払わなあかん。
そんな状況のある時、知り合いに誘われたビジネスがあって、自分でやってみようって思ったんですけど、それもうまくいかなくてね。本当に本当にもう無一文。もうこれやばいなみたいな感じでね。ふさぎ込んでるようなときもあったんですけど、そうも言ってられない状況なので知り合いに頼み込んで肉体労働させてもらった経緯があります。
教えていた子供たちから立ち直る勇気をもらえた

ーそこからどのように復活したんですか
気持ちの面ももうすごく塞ぎ込んでたんですけども、とにかくもう下ばかり向いて当時は歩いたんじゃないかなって思いますけど、ある時、ミニバス(小学生を対象としたバスケットボール)の練習を見に来ないかって言ってもらいました。
「じゃあちょっとだけ」と軽い気持ちで行ったら、あれよあれよという間に監督になってしまって。子供たちと1年半ぐらい一緒にやらせてもらいました。一生懸命さだったり、勝つ喜びや負ける悔しさだったり、そういった思いを子供たちに教えていくうちに自分も元気や勇気をもらっていました。そういった体験から気持ち的にも復活できたのかなというふうに思います。
ー経営者として大切にしていること
何事も等身大で取り組むことを大切にしてきました。人に接したり、お客さまともですね、打ち合わせしたりとかも全部ですね。特にカッコつけたいことは誰でもありますし、僕もそうかもしれないです。本当にできもしないことであったり、やろうと思うことはいっぱいあるんですけど、ただそれが結果的にできないってなるとやっぱり嘘になってしまいます。
やっぱり誠実にやりたいし、結果できなかったことに関しては、ちゃんとお詫びもしなければいけない。それに代わる何かもしなければいけないっていうのが信条ですね。
一緒に食事することでお互いを理解し合う

ー社内の文化や風土について
専務と二人で立ち上げた会社なんですけども、その時以来ずっとそうなんですが、”何かあったらご飯を一緒に食べよう”ということはずっとやってきました。やっぱり3人以上集まると、各々考え方であったり、思いも違うんですよね。自分の正義があるんだけど、こっちにはこっちの正義もあって。みんなが言いたいことを言ったり、やりたいことをやったら、チームがまとまらないし、ましてこの警備業というのは一人でできないですよね。
みんなどこかいろんな落としどころを作って進めていくべきだなというのは思っているんです。ずっとうじうじ思っていて、「なんだかおかしいな…」というのって、結構やっぱり仲間内であったり、会社の中でも世間でもあるんじゃないかなって思うんですね。何かあったら、ご飯を食べる機会を持ったらすぐ解決することもあるので、そういうことは大切にしてます。
あともう一つですけども、創業以来、”必要以上にルールを作らない”ということをずっとやってきたんですよね。必要になったらルールを作った。だから速い時代の中で生きていく上でルールがいっぱいあると。やっぱりうまくパフォーマンスできないなというところがあるかなと思うんですね。
だから、最低限、社内のルールであったり、職場のお客さまとのルールであったりというのは、世の中もいろいろあるんですけども、それ以外、社内でこまごまとしたルールをあんまり作らないようにします。何かあったらこう守るなあかんじゃないですか、ルールは。ただ不快になってきたら、やっぱりルールが必要になってくるとね。
最初はとにかく頭から「こうあるべきだ」というのはあまり作らずにやってきました。ただ、公安委員会の認可をとってやらせていただいていますので、警備業法など警備を営む上での最低限のルールというのがありますから、そちらは当然ながら大切にして、それ以外自由にできるところは極力自由にしようというのを会社で決めてやっています。
正直で誠実な人と一緒に仕事がしたい

ーR&Pに向いている人について
正直な方ですね。例えば打ち合わせするにしても、正直な人の方がやりやすいじゃないですか。もちろん自分をよく見せたいとかってみんなあると思うんですよね。ただその結果、それが嘘になってしまったり、嘘をついて自分を隠してしまったり。
多かれ少なかれ、ちょっとはみんなあるとは思うんですよ。「ちょっと失敗したな」っていう時こそ、やっぱり正直に対処したり、パフォーマンスできる人の方が逆に信頼できるし、次からもまたお願いしたくなります。失敗を糧にしてくれたらいいので。
ーR&Pに向いていない人について
不誠実な人であったり、嘘をつく人。嘘をついていくと、誰かのせいにしたりとか、何かのせいにしたりってなるんですよね。さらにそういう人は、思いやりも持てなくなると思うんですよね。
大層なことじゃなくても、ちょっとした思いやりを持つだけで、やっぱり円滑に物事が進むことってすごく多いと思うんです。みんながちょっとずつでも手伝ってあげたらすごく楽に行くこともあるし、まして自分がすごい困った時に、みんながちょっとずつでも手伝ってくれるだけでもすごく自分も助かるし。そういうことが起こると思うんですけど、不誠実であったり、ごまかしたり、嘘ついたりすると、そういうことって起こらない。助けてもらえないですよね。
あともう一つあるのは、仕事において「いや、それ聞いてないです」っていう人です。もちろん会社として言っていないことを求めているわけではなくて、聞く機会はあったのに自分自身が来なかったことで聞き逃したりする場合です。そんなときは必ず出席した人に確認を取ってもらって自分だけが知らなかったということがないようにしてほしい。
極端な例で言ったら、青信号が今日から赤信号に変わったことを聞き逃したらもう大変なことになってしまいますよね。そういったことが世の中にたくさんあるということを認識しておいてほしいなとは思います。特に変化の激しい時代ですからね。そういう思いで仕事として取り組んでいただける方を望みますし、そうじゃない方はちょっと難しいかなとは思いますね。
100年続く安心安全を提供する会社はやっぱりR&Pだな、と思ってもらえる会社をつくりたい

ー求職者の方へのメッセージ
楽しみだな、これからの未来があるかなと思って始めた会社です。そして、100年続く企業にしたいなという思いで今、懸命に取り組んでいます。もちろん100年後というのは私は死んで存在しないと思います。ただ、この会社で今日まで私を支えてくれている人たちもたくさんいます。その方々もまた誰かを支えて、誰かに支えられてというのをずっと繰り返して、100年続く安心と安全を提供する会社はやっぱりR&Pだな、と思ってもらえる会社をつくりたいと思っています。
そしてまた、あなたがこの会社を支えていただけるのであれば、とても嬉しいなとも思います。あなたが100年後のこの会社の未来のために、あなたが支えるだけでなくあなた自身を支える人もどんどんどんどんこの会社の輪の中でね、広げていっていただいて、発展させていただけたら嬉しいなと思います。ぜひよろしくお願いいたします。